ニッチユーザーの不定期日記

アニメ、マンガ、ゲーム等、オタクな話題を不定期更新

4ヶ月の奇跡の大行進(アイドルマスターシンデレラガールズのライブツアー完走して)

2017年5月の宮城公演を皮切りに、8月の埼玉公演まで、約4ヶ月に渡ったアイドルマスターシンデレラガールズの5周年ライブツアー、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!」は幕を下ろした。 今までの周年ライブでは、関東1ヶ…

10年を超えて、さらに向こう側へ(アイドルマスター海外単独公演と今後の所感)

少し日が経ってしまったが、改めて、アイドルマスターの海外単独公演「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN」について記しておきたい。 2015年にアイドルマスターとしてのコンテンツ始動10周年からはや2年近くが過ぎたが、本家765プロオー…

名作のヒットが生み出した壁(「ひるね姫」の評価の是非と、「君の名は」)

年度末で忙しさにかまけて、またもや時間が空いてしまった。 さて、今回は先日見てきた「ひるね姫」、その評価。「君の名は」という一つの壁の話題。 「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」は、テレビアニメ版「攻殻機動隊」や劇場アニメ「東のエデン」など…

一つのゴールと通過地点(アイドルマスターミリオンライブ、武道館LIVE)

3/10(金)~3/12(日)、3夜連続で行われた「アイドルマスターミリオンライブ」の4thLIVE。 前回の3rdLIVE最終日、2016年4月に大々的に発表された37名全員の参加が告知された日本武道館でのライブである。 2013年2月にサービスが開始された「アイドルマスタ…

二次元とリアルの交差点(映画「アサシンクリード」鑑賞)

連続して映画の話。 マイケル・ファズベンダー主演の映画「アサシンクリード」である。 原作は海外大手ゲームメーカー、UBIソフトが手掛ける人気ゲームシリーズを下地としたオリジナル作品となっている。 超古代文明の遺産と言われている「エデンの果実」。…

ハイテクとマネーパワーが生み出す超2次元(マーベル作品の歴史と、映画の完成度に唸る)

若干の忙しさもあり、更新が滞っていたことに反省。 さて、近々で観た映画の話だが、ベネディクト・カンバーバッチ主演の「ドクターストレンジ」を観覧。 ここ最近は、毎年のようにマーベル作品が数本単 位で公開されているが、毎回、その完成度の高さに唸ら…

原点回帰の新たなる一歩(久しぶりの765プロイベントをライブビューイング)

先日の1月28、29日に東京体育館にて開催された「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2017 765PRO ALLSTARS -Fun to the new vision!!-」をライブビューイングにて鑑賞。 10年以上前にゲームセンターにて「アイドル育成ゲーム」として稼働し、家庭用ゲームへの…

電源不要の知的遊戯(ボードゲーム「カタンの開拓者たち」が楽しい)

最近、地元の友人たちとの集まりでボードゲーム「カタンの開拓者」がプチ流行している。 元々、地元の友人たちはTRPGをやるために集まっていたメンツだった。TRPGとはなんぞや、とまた説明すると長くするので省くが、いわゆる本体にソフトを入れて遊ぶビデオ…

忘れてはならない記憶の新たなる形(アニメ映画「この世界の片隅に」鑑賞)

元旦初日から映画館に行って、新年一発目に観た映画である。 「この世界の片隅に」は、こうの史代原作の戦時中の広島を舞台とした漫画。5年前には実写のドラマスペシャルが放送され、2016年に本作が作成された。 さて、ここで大戦末期の広島を舞台としたアニ…

また新たな伝説へ(過去作に思いを馳せながらサガスカーレットグレイス進行中)

いよいよ、サガシリーズの新作。「サガスカーレットグレイス」が発売された。 以前、オーケストラコンサートに行った記事を書いたが、スクウェア・エニックスが誇る様々なRPGの中でも異彩を放つ「サガシリーズ」。 第一作、ゲームボーイで発売された「魔界塔…

タダとは尊い犠牲の中に(スーパーマリオランに対するユーザーの反応から思う事)

今は亡き、任天堂の中興の立役者、岩田社長がDeNAと協業し、スマートフォン産業への参画を発表してから、1年半近くが経とうとしている。 当時、据え置きハードであるWiiUが苦戦を強いられており、スマホゲームに否定的だった岩田社長が遂に折れざるを得なく…

アニメ昔語り(衝撃を受けたアニメ作品:「カウボーイビバップ」)

さて、今日は少し古いアニメの話をしよう。 古い、といっても自分の中ではそこまで古くないと思っていたのだが、最初に放映されたのが1998年、今から約20年前であることに、思わずため息が…。 自分が出会ったアニメの中で、未だ傑作として挙げるタイトルがあ…

声も芝居も千両役者(舞台役者、声優、伊藤健太郎氏の舞台観覧)

伊藤健太郎氏が率いる劇団「K-show」の舞台を観覧。 2003年に旗揚げをした「K-show」は今年で13年目。毎年複数回の舞台公演を行い、井上和彦氏、平川大輔氏、鳥海浩輔氏を始めとした、主宰の伊藤健太郎氏にゆかりのある役者陣もゲスト参加。その中には伊藤健…

電子から原音への回帰(サガシリーズのオフィシャルオーケストラコンサート、「サガオケ!」を観覧)

11月23日の祝日。渋谷にあるオーチャードホールで行われた、「サガオケ!」を観覧。 1989年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたゲームボーイソフト「魔界塔士Saga」に始まり、スーパーファミコンで発売された「ロマンシング・サガ」シリ…

一か八か、審判が下るまであとわずか(FF15体験版プレイ所感)

遅ればせながら、ファイナルファンタジー15(以下FF15)の体験版をプレイしてみた。 配信直後から、ネット上ではネタ満載のグラフィックバグから、進行不能になるやばいバグまで、色々な話題が飛び交っており、体験版の出来は逆に売り上げにマイナスなのでは…

2次元と3次元の境へ(沼倉愛美氏のミニライブ&握手会に参加してみる)

ここ最近、というか結構前から注目している女性声優、沼倉愛美氏のファーストシングル発売記念ミニライブ&握手会が、東京ドームシティのラクーアガーデンステージで行われた。 開始時間の20分前に到着したが、既にステージが見えなくなる混雑具合。ステージ…

娯楽メディアの波に翻弄される(HDレコーダーを圧迫する日常)

10月も終わりに近づき、アニメ業界における9月の改変期からもう2ヶ月が経った。 既に1月からの新番組情報も続々と流れてきており、次はどれを観ようかなどと、チェックをしているのだが、10月現在の自分は観ようと思ってチェックしていたアニメの半分も観れ…

遅れてきた新参者(ニンテンドースイッチ初報によせて)

「NX」のコードネームで製作されていた任天堂の次世代ハード「ニンテンドースイッチ」の発売日が発表された。 公開されたPVは非常に興味をそそられるものだった。 リビングルームのようなところでゲームプレイする青年。飼っている犬が近寄ってきて、散歩を…

4つのお城の物語を読みつくす(アイドルマスターシンデレラガールズ4thライブ完走所感)

自分がここ数年、ずっと張り付いているゲームタイトル、アイドルマスターシリーズ。その多数のコンテンツの中で、今まさに、旬の素材が「アイドルマスターシンデレラガールズ」である。 「アイドルマスター」は、プレイヤーが「プロデューサー」という設定で…

積んでは崩す娯楽の山(ペルソナ5ぼちぼちプレイ中)

自分の悪い癖ではあるのだが、どうにも欲しいゲームがあると、まだクリアしていないゲームがあるにも関わらず買ってしまう。 我慢ができない、という自分の散財癖もあるのだが、メーカー側も初回出荷分のパッケージにはいろいろ特典をつけていたりするので、…

栄光の落日を招いた武器は今(「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」を観に行く)

「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」の4DX版を観に行ってみた。 今年の7月9日に劇場公開されたが、たまたまタイミングを逃し、観れていなかったところ、近場で4DXが公開されていたという次第。 ご存じ、スクウェアエニックスのRPGの金字塔「ファイナルファンタ…

VR狂想曲(PSVRの予約に踊らされる)

9月24日、PSVRの第3弾にして最後の予約タイミングとなった。 かつて、近未来でVRヘッドセットを付けたオンラインRPG世界で起こる事件を描いたゲーム、「.hack」シリーズに触れたのが大学時代のこと。 いつか、こういうゲームを実際に体験してみたいと思って…

あると思っていた日常が失われた日(こち亀の最終回によせて)

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、通称「こち亀」がついに最終回を迎えた。 40年の週刊連載で、一度も休載なしという記録はきっと今後も塗り替えられることはないだろう。 こち亀の掲載誌である「週刊少年ジャンプ」を読むようになったのは、小学3、4年生…

物語の都合と割り切るには勿体ない(「君の名は。」を観てネタバレ考察)

話題になっている「君の名は。」を鑑賞。 公開情報が出た当時、自分はあまり注目していなかった作品でもあった。 別に新海作品が嫌い、というわけでもないが、緻密な背景によるリアルさと、その描写力で妙に自分の心を抉ってくる切ないエンディングのイメー…

大事なことはマンガから教わった(「学べるマンガ100冊」発売イベントを観覧)

いやはや、PCを使っていて常々思うのは、とにかく字が下手な自分は、デジタルな文字表記にものすごい助けられている。 紙に書くと、まるでミミズが這っているような字で、悩みの一つではあるのだが。 とはいえ、この便利さとは裏腹に、いざ紙に文字を書こう…

昔は普通だと思っていた難易度が、今では難しい世界(KOF14プレイ所感)

先日、「THE KING OF FIGHTERS(以下KOF)14」が発売され、早速購入した。 前作から約6年ぶりの新作、正式なナンバリングタイトルである。 1990年代の格闘ゲームブームを牽引していたSNK(のちにSNKプレイモア)。同社のタイトル「餓狼伝説シリーズ」や「龍…